Carole King(キャロル・キング)

盲目の天才ミュージシャン!モータウンレーベル所属。

オリジナル・アルバム


『夢語り』 - Now That Everything's Been Said / The City (1968)
『ライター』 - Writer (1970)
『つづれおり』 - Tapestry (1971)
『ミュージック』 - Music (1971)
『喜びは悲しみの後に』 - Rhymes and Reasons (1972)
『ファンタジー』 - Fantasy (1973)
『喜びにつつまれて』 - Wrap Around Joy (1974)
『おしゃまなロージー』 - Really Rosie (1975)
『サラブレッド』 - Thoroughbred (1975)
『シンプル・シングズ』 - Simple Things (1977)
『ウェルカム・ホーム』 - Welcome Home (1978)
『タッチ・ザ・スカイ』 - Touch the Sky (1979)
『パールズ』 - Pearls (1980)
『ワン・トゥ・ワン』 - One To One (1982)
『スピーディング・タイム』 - Speeding Time (1983)
『シティ・ストリーツ』 - City Streets (1989)
『カラー・オヴ・ユア・ドリームス』 - Colour Of Your Dreams (1993)
『イン・コンサート』 - In Concert (1994)
『カーネギーホール・コンサート』 - The Carnegie Hall Concert June 18,1971 (1996)
『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』 - Love Makes The World (2001)
『リビング・ルーム・ツアー』 - Living Room Tour (2005)
『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド:デラックス・エディション』 - Love Makes the World: Deluxe Edition (2007)


経歴


大学在学中にポール・サイモンからデモ・テープの作り方を教わった彼女は、自分で作ったデモ・テープを売り込んで1958年、ABCパラマウント・レコードからシングル・デビュー。しかしながらその後ABCやRCAなどに残した4枚のシングルは何れも失敗に終わり、一旦歌手としてのキャリアは頓挫することとなる。

1960年代には当時の夫ジェリー・ゴフィンとのソングライター・コンビで、「ロコ・モーション」「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」など後々まで歌い継がれている数々の名曲を生み出した。1960年から1963年にかけての三年間で、ふたりは延べ20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出している。彼女自身もシンガーソングライターとして1曲だけこの時期に「イット・マイト・アズ・ウェル・レイン・アンティル・セプテンバー」という曲で全米トップ40入りを果たしている。しかし、飛ぶ鳥を落とすような勢いもビートルズの全米進出を機に翳りを見せ始め、仕事上の不和がプライヴェートにまで影響を及ぼしたらしく1968年にジェリーとキャロルは離婚する(仕事上ではその後もたびたびパートナー関係を続けている)。

1970年代に入ってからはシンガー・ソングライターとしての活動を本格的に開始。1970年にファースト・ソロ・アルバム『ライター』を発表、翌1971年に発売された彼女のセカンド・ソロ・アルバム『つづれおり』( Tapestry )は、グラミー賞4部門制覇、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100にとどまるロングセラーとなる。現在もなお多くの人々に愛され、世界中で延べ2200万枚を超える驚異的なヒットを記録している歴史的名盤である。その中の1曲であるシングル「イッツ・トゥー・レイト」は1971年6月19日から5週連続全米No.1を獲得している(シングル年間チャートでは第3位)。同じアルバムから「きみの友だち」をジェームス・テイラーがカバーし同年7月31日にシングルチャートで1を獲得している。その後もアルバム『ミュージック』『喜びにつつまれて』、シングル「ジャズマン」など順調にヒットを連発。彼女は1970年代前半から中期を代表するヒットメーカーの一人となり、2つの年代にわたって天下を取ったのである。
また『つづれおり』が大ヒット中の1972年には五輪真弓のデビュー・アルバム『少女』の制作をサポート。その後1974年までの三年間、五輪真弓のアルバム3作品を手掛けたことでも知られている。

1977年にキャピトル・レコードに移籍後の最初のアルバム『シンプル・シングス』( Simple Things )もゴールド・ディスクを獲得。しかしそれ以後これといった大きなヒットはなく今に至っている。1990年には初の来日公演が実現。同年には1960年代の職業作曲家時代の功績が称えられ、ジェリー・ゴフィンと連名でロックの殿堂入りも果たしている。

1990年代以降は、映画主題歌や他アーティスト(セリーヌ・ディオン、ザ・ウィルソンズなど)への曲提供などマイペースで音楽活動を継続し、2枚のオリジナルアルバムと1枚のライブアルバムを発売。2004年には「リビングルーム・ツアー」と題した北米コンサートツアーを行い、翌年には同ツアーの音源を記録したライブ盤が発売され、なかなかの好評を集めている。

2007年11月、キッコーマン北米進出50周年記念イベントの一環で、1990年以来17年振りの来日公演が実現。メアリー・J. ブライジ、ブラック・アイド・ピーズのファーギーと共演した。13日の日本武道館公演が、2008年4月11日、NHK-BShiにて放映された。
ちなみに、ニール・セダカのヒット曲『おおキャロル』は、キャロル・キングのことを歌ったものである(お返しに彼女はニール・セダカのことを歌った『おおニール』を発表しているが、メロディーは同じで、歌詞を替えている)。


代表作


ロコ・モーション (The Loco-Motion) - リトル・エヴァ(Little Eva)がヒットさせ、グランド・ファンク・レイルロード、さらにはカイリー・ミノーグなど多くのアーティストがカヴァーした名曲。この曲について、ORANGE RANGEがこの曲を盗用したという疑いがあったが、キングを曲のクレジットに入れる事で、カバー扱いとし、収拾。詳しくはORANGE RANGEの盗作問題を参考の事。

ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ (Will You Love Me Tomorrow) - シレルズ(The Shirelles)のために書いた曲。「つづれおり」にも収録。

アップ・オン・ザ・ルーフ (Up On The Roof) - ドリフターズのために書いた曲。ローラ・ニーロの絶唱も有名。

ナチュラル・ウーマン (A Natural Woman) - アレサ・フランクリンの「レディ・ソウル」(1968年)に収録され、シングル・ヒットもした。「つづれおり」にも収録。

ユー・ガット・ア・フレンド/君の友達 (You've Got A Friend) - 「つづれおり」に収録。ジェームス・テイラーがカヴァーしヒットした。

イッツ・トゥー・レイト (It's Too Late) - 「つづれおり」に収録。

イッツ・ゴーイング・トゥー・テイク・サム・タイム/小さな愛の願い (It's Going To Take Some Time) - 「Music」に収録。カーペンターズのカヴァーが有名。